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updated date : 2021/01/22

S8 エピソード6

※後のシーズンのネタバレを含みますのでご注意下さい。

日本語タイトル
絆に飢えた狼

英語タイトル
Who & What

GSR度:★★

≪あらすじ≫
女性と少年の撲殺遺体が発見される。女性の身元はカルメン・デイヴィスと判明したが、少年はその女性の子どもではなく、身元が分からない。現場から見つかった血染めの掌紋が、FBIの事件のデータベースにヒットしたらしく、NY支局からたまたまサンフランシスコに来ていたというジャック・マローン捜査官がやってくる。6年前の誘拐事件の被害少年ジェイソン・テイラーの可能性があるというのだ。しかし成長していて写真だけでは判断が難しく、DNA鑑定を待つことに。
その家に滞在していた男がポーカーのトーナメントに出場していることがわかり、CSIとマローン捜査官の協力によりカジノで逮捕した。しかし、その男は被害少年の写真を見て、自分の息子だと言った・・・

※「FBI 失踪者を追え!-Without a Trace-」とのクロスオーバーの前編です。



最初に逮捕された男トム・マイケルズは、モルモン教会のお金でギャンブルをしていたので追われていると思い、カジノで逃げたのでした。被害少年は彼の息子エヴァンで、シングルファーザーの彼はギャンブルに行く間元カノのカルメンに預けていて、被害に遭ったのでした。

さらにその後、同一犯と思われる事件が発生し、遅番が捜査を担当。この時サラの様子がおかしいのですが、それについてはGSRポイントにて詳しく。。。
どちらの事件も線路の近くで有ることに気付いたグリッソムとキャサリンが調査をすると、類似の未解決事件が線路沿いに12件以上あることが判明。

カルメンの家から盗んだ宝石を換金してカジノに行っていることが分かった犯人の男は、なぜかカジノのポスターの女性を探していることが分かり捜索するが、女性ジーナ・ヴァレンティーノは殺害されてしまう。

男は指紋からテリー・リー・ウィッカーと判明。NYで服役したことがあった。ジーナは元妻で、その息子コービーを攫って逃げたようだった。


という事件の「前編」でした。解決編は、WaTの方での放送でした。

ちょっとここで6年前の誘拐事件との繋がりが分からなくなったので時系列整理してみました。

1.テリーとジーナが結婚&出産
2.NYでテリーが窃盗容疑で収監される
3.テリーとジーナが離婚
4.ジーナが子どもを養子に出す?
5.テリー出所
6.4ヶ月後、4歳の少年ジェイソンが誘拐される
7.6年後、テリーがベガスに出没
8.ジーナを見つけ、殺害。その子どもそして自分の息子であるコービーを連れ去り

ということで、元々の誘拐が、ジェイソン=コービーだとすると、テリーが子どもを取り返すために誘拐したということでしょうか?
テリーが収監されたためにジーナが養子に出したのを、テリーが探して連れ去った?
ジーナも知っていて子どもを受け取ったが、その後テリーから逃げた?
あるいは6年前の誘拐はジーナの犯行??

でも、子どもが養子に出されたのは「赤ん坊」 "infant"の頃とブラスが言っていたので、この時系列で言うと彼の息子は逮捕時にはすでに2歳くらい。さすがに赤ん坊とは言わない??


などなど、まだちょっと見えてきませんね。
もしかしたらテリーと、6年前の誘拐事件・連続殺人犯とは別人という可能性も?(帽子が似てたから監視カメラの映像で違う人物を追っちゃった?)

ということで、解決編に続くのでした^^;


別番組とのクロスオーバーでしたが、先方の番組からの登場はジャック・マローンのみでした。これは逆もしかりで、解決編のエピソードには、CSIからはグリッソムのみが登場します。

実はグリッソム役のウィリアム・ピーターセンはCSIシリーズのスピンオフには否定的だったらしく、CSIシリーズ内での(ベガス編とその他との)クロスオーバーは、グリッソム時代には実現していません。それ以外の番組とのクロスオーバーも無かったのですが、このエピソードだけが例外。グリッソム唯一のクロスオーバーですね。
で、なんでこの番組とのクロスオーバーが実現したかというと、「FBI失踪者を追え-Without a Trace」の制作もジェリー・ブラッカイマーだったんですね。同じ制作だからやりやすかった、ということなんでしょうか。

CSIシリーズと他の番組とのクロスオーバーで言うと、CSI:NYとコールドケースがありますが、コールドケースもジェリー・ブラッカイマー制作。なるほど^-^


お気に入り台詞
「FBIにごますり野郎は足りてる」
"The FBI has enough ass-kissers already."

ジャック・マローンにごま擦ろうとしたホッジスにきつーい一言(笑)
いやはや、ホッジスの性根を一瞬で見抜くとは、さすがFBI捜査官ですな(^0^)


GSRポイント
グリッソムのオフィスにサラがやってきてジャック・マローンと挨拶するシーン。
サラが最後に小さく手を振って去る仕草が、実は凄く好きなんです^^

それとこのシーンで、グリッソムの愛犬の名前が「ハンク」だと判明し、当時のGSR界隈では大賑わいとなりました。
なぜかって??
シーズン2-3で、サラがデートしていた救急隊員の名前を覚えてますか?
ハンク・ペティグリューと言うんですよww

グリッソムが犬に名付けたのはその前か後か??
後ならいったいどいういう趣向だ???
とまあいろいろ予測が飛び交ったとかなんとか(笑)

私はまあ不可抗力ということにしています。ご興味有ればサイトの方でFFをご確認下さい^^;


ところで、ジャック・マローンがグリッソムとサラの職場恋愛ことを「よく有る出会いだ」と言っていて、自分も経験があるというようなことを言っていますね。Wikiなどを見ると、ジャックは同僚女性と不倫していた過去が有るそうで・・・

「結果はどうなった?」"how'd it work out for you?"
とグリッソムに聞かれて、
「ウヤムヤ」"Undetermined."
と答えていますね・・・自然消滅的な感じだったのでしょうかね??WaTはこれの解決編しか見てないので知りませんが^^;


サラの登場シーンはあとは現場捜査でのシーンが1つだけ。
しかもその時、事件がのんびり一緒に映画を見ていた夫妻が「ランダム」つまり無差別に襲われたものだったことで、

「こんなの、間違ってる」
"It's just wrong."

と何やら感情的になってしまっていました。

私の目には、もういっぱいいっぱいで背負いきれなくなってるな、と感じましたね。
グリッソムも何かおかしいと気付いて心配して声を掛けていましたが、列車の汽笛の音で捜査に戻ってしまいました。ああグリッソム・・・


実は初見時、私はこの後のサラに起こることを知らずに見ていたのですが、なにか嫌な流れだな~と思ったのを覚えています。


ということで、エピソード5で触れたとおり、このサラを見ていないと次のエピソード7でのサラに関する展開が、かなり急に感じてしまうわけです。
まあ、続けて見ていても、サラの様子は段階的に、というよりはあからさまに急激に降下しているので、「あのプロポーズはなんだったの?どうなったの?」というヤキモキするのは変わりませんが。
当時の視聴者はその状態で1週間過ごしたのでしょうね。で、あの結果ですから・・・
ファンは多くが(色んな意味で)泣いたというのも分かる気がします(汗)


次回は、GSR派にはきついきつい1話ですので、覚悟して観ましょうT_T

と、その前に、一応WaTの方の解決編について書くつもりです。
しばしお待ちをm(__)m
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